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「私なりのマニフェスト」〜未来へ遺恨を残さぬための8つの秘策〜 Vol.3

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こんにちはscene(シーン)です✋

 

今回は⑤介護士、⑥保育士、について私なりの考えをまとめてみました。

 

 あくまでも一個人の考えなので至らない点もあるかと思いますが、御容赦ください。

 

「こんなのよりはもっといい方法があるよ」とか「こんなやり方はあかんで」とかご意見があれば教えてください。

 

日本を愛する一国民として、私自身、勉強になりますので。

 

さて、まずは介護士について話していきます。



⑤介護士の手当ては直接本人へ支給

 

 

まずは介護士という職種について説明していきます。

 

介護士とは一般に介護福祉士のことを言います。

 

ただ、介護の仕事に携わる人は他にもヘルパーと呼ばれる人達がいます。

 

介護福祉士とヘルパーを合わせた総称で介護士と呼ぶこともあります。

 

ここではその総称で呼ぶこととします。

 

その介護士の仕事の内容ですが、簡単に説明しますと、日常生活に支障のある人の身体介護、生活のサポート、メンタルケア、介護を受ける方とその家族の方との相談や指導や助言、そして上級資格の介護福祉士(国家資格)になると、介護の職場のリーダーとして職務全般の管理やヘルパーの指導などのマネジメント業務も行います。

 

こうしてみると確かに仕事の内容は、日常生活に支障のある人のサポートをするという肉体労働で体力的にキツイ面もあるかもしれませんが、その他は一般的な仕事とそんなに違いはありません。

 

ならなぜ、私が議題にあげたかと言いますと、次の表をご覧ください。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

こんなに不満度が仕事の内容ではなく、賃金や処遇に偏った職種をあまり見たことがありません。

 

ある意味、職場環境を改善するうえで原因が明らかなだけに解決しやすいかもしれません。

 

ただ賃金の低さにはいろんな問題要因が絡んでそうです。

 

では次にその問題点について見ていきましょう。

 

次のグラフを見てください。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

男性に限って言えば生涯に渡ってあまりにも賃金の水準が他の職種と比べて低いことがわかります。

 

食べていくのがやっとといった水準ではないでしょうか。

 

女性に関して言えば、男性よりは幾分か賃金の水準が高いですが、他の職種と比べて働き盛りの年齢での水準が低い状態になっています。

 

男女比言えば、異性の介護もできるということで女性の割合が圧倒的に多い職場になっています。

 

このような現実も賃金を低水準にしている要因と考えられます。

 

次の2つのグラフを見てください。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

介護保険制度施行以降、介護職員は増加傾向にあるのですが、要介護者も急速に増加しているため、依然として職員不足なのは変わりがありません。

 

「入浴やトイレの介護を異性にしてほしくないという」要介護者の要望で、特に男性が働きにくくなっているのもその原因の一つかもしれません。

 

やはり低賃金ということが一番の問題なのでしょうが、いっこうに改善しない人手不足も大きな問題の一つです。

 

グラフでも明らかなように、これから高齢化が進むにつれて要介護者も増加していくといった状態なので、何か対策を講じない限り改善の兆しは見えません。

 

次に総合的な要因として、下記のグラフを見てください。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

このグラフから何がわかるかと言いますと、まずは非常勤の職員の比率が高いということです。

 

そうなると低賃金=労働条件が悪い=離職率が高い=人手不足といった「負の方程式」が出来上がってしまいます。

 

特にこのグラフからは訪問介護員の非常勤職員が多い傾向にあります。

 

さきほどの「従業員の過不足の状況」というグラフでも明らかなのが訪問介護員の人手不足です。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

非常勤ということで職への定着率の低さから慢性的な訪問介護員の人手不足が起きているのでしょう。

 

こんな賃金も安くて、労働条件も悪く、人手まで足りなくて、重労働な介護士という仕事は何一つとしてプラスの要因がないとお思いでしょうが、さきほどの表の「現在の仕事の満足度総括表」を見てください。

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・出典:厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

 

①の「仕事の内容・やりがい」という項目の満足度、かなり高いですよね。

 

これって素晴らしいことじゃないですか?

 

日々仕事をするうえで賃金もそうですが、それと変わらないぐらいに大切な項目だとは思いませんか?

 

「仕事の内容」が自分に適応している仕事かどうか見極めるのに重要ですし、「やりがい」は仕事を続けていくうえで日々のモチベーションにつながります。

 

この介護士という仕事をされているみなさんは、悪条件な仕事なのにもかかわらず、誇りを持ってこの仕事に取り組まれているのです。

 

従業員の方からこのような崇高な意見が出るということは、それだけこの仕事がなくてはならない大切な仕事だということです。

 

だったらみなさん!

 

国をあげて条件をよくしてあげましょうよ!

 

そのためにはまず何より先に賃金を上げることです。

 

それで全てとは言いませんが、ほとんどの問題は連鎖的に解決できるでしょう。

 

賃金を上げることによって離職率も下がり雇用も増加するでしょうし、何よりも日々の仕事へのモチベーションもより高くなります。

 

さらに人手が増えることによって一人一人の仕事量も減り、過重労働も軽減されます。

 

良いこと尽くめですね。

 

政府も一応はこれぐらいのビジョンを立てて対策はしています。

 

ではなぜ相変わらず改善されないのでしようか?

 

それは政府が改善のための費用をいくら投入しても、介護士本人に渡るお金のルートに問題があるからです。

 

その悪しきお金の流れという深い闇への対策を講じない限り、この問題は解決しません。

 

それは介護士に対する支援金に限らず、ありとあらゆる我が国のお金の流れであり、税金や義援金なども含めて全般です。

 

現在のお金の流れとしては一旦国や地方自治体からどこかの支援団体などに預けてまたそこから分配するために委託会社などに預けてと、二重三重と人件費や手数料がかかるような仕組みになっています。

 

お金の流れだけではなく、企業の管理システムなどもこのような無駄の多いところが我が国のしくみの一番の問題点です。

 

これから生産人口が減り、人手不足になるのならなおのこと、改善すべき点でしょう。

 

本当に必要な資金を必要な人に、コストをかけず供給するお金の流れをつくりましょう。

 

これは介護士の手当ての問題だけでなく、我が国のお金の流通すべてに言えることだと思います。

 

このように考えると、介護士の手当てに関して言えば選択肢は一つだけです。

 

見出しタイトルにもあるように、国から直接、介護士本人の口座に手当てを振り込むのが一番です。

 

そもそも介護士の上級資格の介護福祉士は国家資格なのですから、

国から直接支給されるのが正当なお金の流れです。

 

しつこいようですがもう一度言います。

 

我が国の税金の歳出の問題点は、このお金の悪しき流れを断たないことには、どれだけ税金をつぎ込んだところで「消えた税金問題」になるだけです。

 

そうならないためにも私は、「介護士手当ては国から直接本人への支給」を提言します。



⑥保育士の手当ても直接本人へ支給

 

こちらもまずは、保育士という職種の説明からしていきたいと思います。

 

一般に保育所など児童福祉施設において子供の保育を行う者。

 

日本の国家資格の一つです。

 

と3、4行で簡単に説明できるような内容の仕事ではありません。

 

それは次に、保育士が児童に指導する具体的な内容がどのようなもなのかをあげますので理解できると思います。

 

・給食を食べる練習、飲み物を飲む練習

 

・トイレ

 

・手洗い

 

・階段の昇降

 

・お絵かき

 

・ダンス

 

・砂遊び

 

・遊具での遊び

 

・絵本の読み聞かせ

 

・室内での玩具での遊び

 

・プールでの水遊び

 

・お昼寝の習慣づけ

 

など、私が思いつくだけでもこれだけあるので、実際はもっとあるはずです。

 

こういったたくさんの手習いやしつけを保護者にかわって教えてくれているのです。

 

しかも児童1人に対して、保育士1人の割合で教えているのではありません。

 

だいたいですが、児童5人に対して保育士1人という割合で担当しています。

 

はっきり言って体力的にも精神的にもかなり大変ですし、大切なお子さんを預かっているということで怪我などをさせてはいけないので、相当なプレッシャーだと思います。

 

そんな重労働で専門的なスキルの必要な保育士ですが、実は賃金の面でかなり冷遇されています。

 

次の3つのグラフを見てください。

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あえて数字は言いませんが他の職種と比べてかなり低い水準にあります。

 

我が国はいまだに年収の男女差が歴然としており、保育士という職種では女性が主に働いているというのも低水準の原因なのかもしれません。

 

しかも、他の職種と違い年収の男女差はあまりなく、女性の方の低い水準に準じている傾向です。

 

いろいろ世間で騒がれているだけあって、最近では保育士の年収も従業員の数も政府の待遇改善策によって増加傾向にはありますが、賃金に至っては年収で数万円程度のベースアップで、依然として低水準のままです。

 

やはり保育士も介護士と同じく重労働で専門的なスキルのいる仕事にもかかわらず、待遇面でかなり問題のある職種であることは間違いないです。

 

しかもこのような不遇な環境に、さらに追いうちをかけるように、昨今では児童の保護者の方々からの保育施設や保育士に対しての行き過ぎなクレームが横行しています。

 

みなさん、考えてみてください。

 

1人で何人もの子供の面倒を100%完璧に見ることができますか?

 

無理でしょう?

 

それを1人の保育士に要求しているのです。

 

おかしいでしょう。

 

私などは、たまにしか遊びに来ない甥っ子、姪っ子の面倒を数時間みるだけでヘトヘトのフラフラになってしまいます。

 

その事を身をもって一番理解出来るはずの保護者の方々がなぜ他人事となると理解できないのでしょうか?

 

何度も言いますが子育てというのは重労働で、それなりのスキルのいる専門職です。

 

我が国はこういった専門職に対しての世間的地位が昔と比べてかなり低下しています。

 

他に例をあげると、学校などの教職員もそうです。

 

高い学費を払っているのだからといって、言いたい放題言ったり、何でも子供の事で責任転換したりするような悪しき風習は改めなくてはいけません。

 

このような専門職の一つである保育士の世間的地位の向上は介護士の問題と同様で、賃金の上昇により雇用の拡大が生まれ、人手不足が解消し、労働条件の向上へとつながって行くはずです。

 

そのためにも、私は保育士手当ての国から直接本人への支給と保育士という専門職の世間的地位の向上を提言します。

 




この度も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

次回は、「私なりのマニフェスト」の「⑦社会保障費を年金や医療費で食いつぶすぐらいなら、将来性のある教育制度に投入しよう!」からお送りします。

 

ぜひご覧ください。

 

 

 

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