こんにちはscene(シーン)です✋
この正月に初詣がてら泊まりで伊勢参りに行って来ました。
今回はその話をお送りしたいと思います。
もちろん、sceneと言えば温泉とご馳走とお酒はセットなので、どちらかというとブログタイトルは「温泉+ご馳走+お酒」にしようかなとも思いましたけど、新年早々ぐらいお上品にいこうと思い断念しました(笑)
「お知らせ」
そして突然ですが、今年から文末に僕が若かりし頃に書いた小説を恥ずかしながら載せてみようと思います。
ブログタイトルにもあるように「慈愛のこころ」というタイトルです。
良かったら読んでみてください。
尚、今でもたいして変わりなく、はっきり言って粗悪な文章ですが、なるべくその当時のフレッシュな気持ちや考えをみなさんにお伝えするためにあえて原文のまま掲載してますのでご了承ください。
それではお伊勢参りからどうぞ👇
夫婦岩・二見興玉神社
めおとちょうちん参道
伊勢シーパラダイスの駐車場から階段を降りて夫婦岩へ抜ける参道です。
色々な種類の店舗があります。
この日は伊勢シーパラダイスでイベントをやっていたためか、駐車場は満車で30分ぐらい待ちました。
画像のオレンジ色のちょうちんはとてもきれいでなんだか異空間にいるみたいでした。
大注連縄(おおしめなわ)
この大注連縄は夫婦岩の物で年に3回張り替えられているそうです。
縁結の歌碑
夫婦円満💕
縁結びの歌碑です。
二見興玉神社入口
龍宮社(りゅうぐうしゃ)
海の守り神 綿津見大神(わたつみのおおかみ)を御祭神とする神社だそうです。
夫婦岩
日本神話の中の常世の国(とこよのくに)=海のはるか彼方の理想郷から神様が寄り付く聖なる処だそうです。
夫婦岩付近
海上は風が強く大荒れでとても寒かったです。
神聖な場所という事もあり、身が引き締まる思いでした。
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)
御祭神に猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀り、縁結び、夫婦円満、交通安全などにご利益のある神社だそうです。
水 (願) 授け蛙 / 満願蛙
水(願)授け蛙から水を受けて、満願蛙に水をかけると願いが叶うらしいです。
天の岩屋
稲を司る宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)を祀った三宮神社の遺跡で天照大神が隠れられた処のひとつだそうです。
帰りも「めおとちょうちん参道」を通って帰りました。
途中で赤福ぜんざいをいただきました。
甘さ控え目で、とてもお上品な味でした。
伊勢神宮・内宮
おかげ横丁
上記の3枚の画像が2019年1月3日当日のおかげ横丁です。
途中で何回も動かなくなりました。
食べ歩きするならお正月は避けた方が無難です。
ここの風景はどんな角度からでも情緒豊かでノスタルジックな感じが絵になり、素人の僕などがスマホで撮影しても映えます。
普段のおかげ横丁
駐車場混雑時は内宮前のA1・A2はいっぱいになるので五十鈴川沿いの¥500の所か、競技場の¥1000の所に駐車してください。
競技場へ渡る橋の手前に¥2000とかの駐車場がありますけど、内宮までの距離はさほど変わりません。
注)五十鈴川沿いや競技場にお車を停めた場合は参拝だけなら初詣時分は大変混雑しますのでおかげ横丁を避けて、下記の3枚の画像の五十鈴川沿いを通って裏道からの参拝ルートをオススメします。
内宮への参道
画像は宇治橋からの景観です。
おかげ横丁を抜けるとパッと視界が開けて宇治橋の手前の広場に出ます。
僕は初めての参拝で勝手がわからず、一番混み合っているおかげ横丁を抜けて来たのでここまで到達するのに30分ぐらいかかりました。
宇治橋を渡り、いくつかの鳥居をくぐりながら内宮の奥へ進んで行きます。
神苑を抜けて手水舎・御手洗場に向かって進んで行きます。
途中、このようなものもありました。
奉納された地酒ということで興味津々つい撮影してしまいました。
この橋を渡り鳥居をくぐった先に手水舎・御手洗場があり、そこで身を清めてお参りします。
その手水舎・御手洗場で身を清めた後に一つ目の事件が勃発しました。
ウチのバチアタリな親父様が珍しくちゃんと御手を清めてると横目で確認した矢先、何の躊躇もなくその清めた御手をポケットに突っ込んで歩き出したのです。
「あー冷たっ」て言いながらせっかく清めた御手をポケットにですよ。
清めた意味は無くなりました。
実は清めた御手をポケットに突っ込むなど序の口で、夫婦岩からここまで数々のバチアタリな親父様の行動があるのですが、公表できるものがこの案件ぐらいしかないので後はみなさんのご想像にお任せします。
お札所他
この少し開けた並びにお札やお守があります。
神楽殿もこの一角にあります。
正宮と別宮(荒祭宮)への別れ道。
右手が正宮、左手が別宮(荒祭宮)です。
ここが僕達家族の参拝マナーの別れ道でもありました。
僕達家族は正宮の方を選択しました。
そして正宮に到着し賽銭箱も見当たらないにもかかわらず、いつもの初詣のように周りの人の行動を真似して柵の中の敷地の中に敷いてある白い布の上目掛けてお賽銭を投げ入れ、願い事を図々しくもたくさんします。
挙句にオカンなどは神社のスタッフの方が敷地内に敷いてある白い布を敷き直しているのにもかかわらず、その人目掛けてお賽銭を投げつけようとするし、破茶滅茶な家族です。
そしてこのバチアタリな家族の集団が一通り願い事して帰ろうとしたその時、二つ目の事件が勃発しました。
弟が一言ポツリとつぶやきました。
「ここは本当は御礼をする所やねんけどな」と…。
一瞬、家族全員フリーズしましたが、その後一斉に「オイ!!」と弟にツッコミの嵐です。
親父様などは「はよ言わんかい!!」と大きな声で叫ぶので周りの人がこちらを振り返り、恥ずかしいやらその場にいづらいやらで大変でした。
後で聞いた話によると、正宮では個人的な願い事もお賽銭もしないで自分の名前と住所を神様に伝えて日頃の感謝を述べるのが正当な参拝の仕方だそうで、お賽銭や願い事は荒祭宮(別宮)でするそうです。
そして柵の中の地面の上に敷かれいる白い布は、どうしても間違えてお賽銭を投げ入れる人がいる為、聖域(地面)に直接お金が触れないようにするためのものだそうです。
その他にも女性の服装とか色々細かい参拝の決まりがあるようで、ウチの非礼な家族には不釣合いな場所のようです。
参拝の順序の正宮から別宮だけはあっていたみたいです。
"ここでひとつこの場を借りて、神様に新年早々お詫びとお願いをします"
「神さまこの度はウチの不逞な家族が申し訳ありませんでした。
「どうか穏便にお済ませくださいますよう代表として深くお詫び申し上げます。」
「出来れば願い事の方もよろしくお願いします。」
注)参道以外の聖域はほとんど撮影禁止なので実際にお参りして、眼で見て神聖なパワーを肌で感じてください。
あとは他の神社とは異なる面も多いので、細かな参拝の決まりなどをあらかじめ調べて行った方が良いでしょう。
どこかの家族みたいに恥をかかないように(笑)
小説「慈愛のこころ」
プロローグ
"ほんじゃー、行ってくるわー。たまにはチューとかないん?"
「あっほかっ!無いわ!そんなもん!あんたそれより早よ行かなぁ遅刻やでー」
"あほって言うんっっっ…。ぷはぁー。普通急にするか~、文句最後まで言われへんやんけー。でもお前は絶対する思うてた。ちょっと突然すぎてドキッとしたけどなぁ"
「あほっ!はよ行きっ!」と彼女は年甲斐もなく小娘みたいに頬を赤らめて、シッシッのポーズで玄関からその男を追い出そうとした。
こんないつもおちゃらけてふざけた事ばかり言ってるような男がこの物語の主人公の前田隆司だ。
この話はそんな男の平凡だが、ちょっとコミカルな人生を描いた物語である。
つづく
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
この度も最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回はお伊勢参り+温泉旅行+小説「慈愛のこころ」Vol.2の絶景温泉宿の話からお送りします。
ぜひご覧ください。