はじめに
こんにちはscene(シーン)です✋
今回はキャンプに行く前の準備ということで、忘れてはいけない道具の数々を紹介していきます。
キャンプではいろんな場面に遭遇しますし、トラブルもつきものです。
しかも、キャンプ道具の中には代替が効かない物もたくさんあります。
何かを忘れてしまって、行った先で購入しようにも、大概のキャンプ場は山の中か海沿いでお店も遠くて、大幅なスケジュール変更を余儀なくされます。
そんなリスクもあるキャンプですが、ご心配なく!
頻繁にキャンプを楽しんでおられる方などはご存知のように、最近のキャンプ場はほとんどの道具がレンタルで借りれます。
バーベキューなどは場所の提供だけでなく、使う炭や食材まで用意して、片付けまでしていただける施設もあります。
特に僕が推奨するコテージなどの宿泊施設で泊まるプランでは調理器具はもちろんの事、お風呂、テレビ、冷暖房完備で自宅にいるのと変わりません。
グリーンパーク山東さんはコタツも完備されていました。
至れり尽くせりです。
もちろん、対価と引き換えなのですが。
オプション品のレンタル料などの余分なお金をあまりかけたくない方は必要最低限の道具は、自分でそろえましょう。
最初は費用もかかりますが、一度購入すれば繰り返し使えますし、消耗品などは100均でほとんどの物が揃います。
年に何度も行かれる方やこだわりのある方はそれなりの物をそろえても良いでしょう。
防災に役立つ物もたくさんありますし、自分の気に入った物をそろえて、その愛着のある道具で楽しむのもキャンプの醍醐味ですから。
僕も欲しい道具はたくさんありますけど、物欲にはキリがないので我慢してます。(涙)
そんな僕がどうしても我慢出来なくて購入してしまった道具を紹介していきたいのですが、その前に、キャンプにとって1番大切であり、楽しみのひとつでもある道具の準備をどのようにしているかを説明します。
まず僕は必要な物をiPhoneのメモアプリにレ点チェックリスト付きで書き出します。
丸の中にレ点チェックが出来る、あれです。
実際に僕がキャンプの用意で使用したものを添付します。
👇
*尚、この中には現地に用意されていて要らない物もありますし、施設の情報などは公式ホームページの方から最新のものをご覧ください。
めんどくさいですけど、上記のようなリストをつくります。
なぜこんなめんどくさい事をするかと言いますと、僕が忘れ物の常習者ということもありますが、この中に代替の効かないものや忘れてしまうと大変不自由をこうむる物もあるからです。
そういえば前に一度、誰とは言いませんけど、とんでもないものを忘れた人がいました。
それは?
お肉です!
笑えないでしょ(笑)
人間寝坊などして焦っていたら、とんでもない事をしでかすものです。
めんどくさいようでもこのようにリスト化し、電子化しておくと結構便利なもので、次回行く時も使い回しができますし、備あれば憂いなしです。
こんなリストを作っている時も、キャンプのあの雰囲気を思い出しながら結構楽しいものですよ。
さて、前置きが長くなりましたけど、次は本題の実際にキャンプに使うおすすめの道具を紹介します。
おすすめのキャンプ道具
火吹きブロー(ロゴスのガンブロー)
これ、何かわかりにくいと思いますが、バーベキューで炭火をおこす時にふいごなどの筒状の物で息を吹きかけたり、うちわであおいだりしますよね?
それと同じ役目をします。
しかも電池式で、持ち手のボタンを押し続けることによって、ほどよい風をピンポイントに自動で送ります。
うちわであおぐのは風を思う所へ送りにくく、そのうち手もだるくなってきます。
ふいごは、確かに効果的に思った所へ風を送れますが、息が切れて酸欠状態になり、決して楽な作業ではありません。
そんな時、この火吹きブロー(ロゴスのガンブロー)が大活躍します。
特に風が強い日や炭火をおこすことに慣れていない方などは1度使うと手放せないアイテムになるかと思います。
炭火をおこす時のセオリーはいろいろありますが、1番大切なのは着火剤の量でも炭の品質でもありません。
いかに上手く空気(酸素)を送るかです。
これを上手くやらないと火種は消えてしまいます。
過去にうちの弟などはコンロに炭を置いてその上に着火剤をばらまいて、チャッカマンで点火して、あとはほっといても炭火がおこると思って、ビールを飲みながら放置していたことがありました。
案の定、着火剤だけ燃えつきて炭はくすぶっていました。
それを、
「火ぃ、おきたか?」
とふいにコンロをのぞいた親父殿に、
「お前らあほか!消えとるがな!」
とドヤされて、慌てておこし直していましたが、何度やってもうまくいかず、結局親父殿が変わってやっていました。
親父殿が子供の頃はガスコンロなどは無く、炊事やお風呂は薪を使ってたいていたそうなので、このような事は慣れたものです。
少し話はそれましたが、バーベキューをする上で最も重要な炭火おこしを手軽で円滑に進める為にも、このロゴスのガンブローを試してみてはいかがでしょうか。
少し値ははりますが、何回か使ってみて、これさえあればふいごもうちわも要らないですし、僕にとっては何をさて置いても手放せないアイテムです。
クーラーボックス
イグルー58L
コールマン47L
次にキャンプには欠かせないクーラーボックス大型(イグルー58L)と中型(コールマン47L)です。
みなさんご存知のクーラーボックスなのであまり説明は要らないかと思いますが、少しだけご紹介をさせてください。
まず、なぜこんな大きなクーラーボックスが2台もいるのかと思いますよね?
単純に大人7人分というのもありますが、とにかく僕の家族は大食いぞろいで、飲むのも泊まりがけなので遠慮なくたらふく飲みます。
というわけで、2台のクーラーボックスに食材と飲み物を分けて入れています。
はっきり言ってこのクーラーボックスに食材や飲み物を詰め込むと持つのに腰を痛めるぐらい重いです。
できれば両サイドに手をかける所が付いているので2人で運んでください。
どうしても1人で運ばないといけない場合は、写真のとおり、タイヤと上部に持ち手が付いていてキャリーカートみたいになりますので、砂利道以外では問題ありません。
そして、このクーラーボックスの最大のおすすめポイントは、とんでもない保冷力です。
確かに簡易で重さの軽いクーラーボックスなどから比べると大型で持ち運びも大変かもしれません。
でもみなさんもご存知のように、昨今の日本の夏は非常に暑い。
それは富士山の山頂にでも行かない限り、山中のキャンプ場でも対して気温は下がりません。
そんな中、クーラーボックスの保冷力は結構大切な条件のひとつです。
はっきり言って簡易なクーラーボックスは炎天下の中では1日中氷を持たす事はできません。
冷たい飲み物もぬるくなり、食材も傷みやすくなります。
やっぱり暑い時にはキンキンに冷えたビール、飲みたいですよね。
でしたら1度このクーラーボックスどちらでもいいので使ってみてください。
氷の持ちが他のクーラーボックスと全く違います。
僕の経験では、2Lのペットボトルの水を凍らせてそのまま入れておくと、真夏でも1日半は持ちます。
その日は確か、最高気温が33℃だったと思います。
夕方になっても冷たいビールが飲めました。
まあでもその頃には酔っ払っていて、記憶は定かではありませんが。(笑)
多少重いクーラーを運んで労働した後の美味しいお肉とビール、最高ですよ!
この2台のクーラーボックスも少し値ははりますが、長い間冷やしておく必要のある飲み物の方だけでも、使ってみてはどうでしょうか。
イグルーの方はモデルチェンジしています。
新型の方がドリンクホルダーも付いてていいですね。
まとめ
今回はダラダラと身内の失敗談などを交えてお伝えしましたので、ロゴスのガンブロー(火吹きブロー)とイグルー・コールマンのクーラーボックスの3点しか紹介できませんでしたが、この3点は僕自身使ってみて、大変満足していますし、数あるキャンプ道具の中でも無くてはならない存在になっています。
今日はこのsceneのおすすめキャンプ道具3点を紹介できただけでも幸いです。
そして次回は今回に引き続き、「グリーンパーク山東のコテージでバーベキューキャンプ(道具編③)」ということで、実際に現地で使ったおすすめの火気道具を紹介します。
あっ、それと忘れてました!
あともう1つ!
くれぐれもキャンプでお肉は忘れないように!(笑)
小説「慈愛のこころ」
少年編21
2人の間に気まずい沈黙の時間が流れる。
隆司は何か言葉を発しようとするが、飲み込んでしまい、声にならない。
薫は相変わらず頬杖をついて窓の外を眺めている。
渾身の力をふり絞り、隆司が口をパクパクさせて何か発しようと決意した瞬間、
「うちなぁ、隆ちゃんの事、前から好きやってん。」
薫の精一杯の告白の声に、隆司の渾身の声はかき消される。
窓の外を眺めていた薫は、少女漫画に出てくる様な丸くて大きな瞳で、真っ直ぐ隆司の方を見つめながら、幼なじみという関係に終止符をうつ言葉を口にする。
その大きな瞳はかすかにうるんでいた。
隆司は身近な存在の積極的な態度と真剣な告白にどう答えたらいいのかわからず、そのまま、「わかれへん。」と答えようとしていた。
その言葉が薫の告白とかぶって打ち消されてしまい、ホッとする。
精一杯の勇気を振り絞って発した、一途な乙女心に、「わかれへん。」はありえない。
経験のない隆司にだってわかる。
薫の事は1番よくわかっているつもりだ。
負けず嫌いで気が強いわりには寂しがりやで泣きむし。
普段は女王様気取りだが、ベットの上は可愛いぬいぐるみだらけで、それがないと1人で寝れない。
そんな薫が真剣に答えを求めている。
幼い隆司にも男としての勇気ぐらい多少はある。
その勇気を振り絞る時は今しかない。
隆司は深呼吸をして、
せいので、
「僕もっ!」
最悪だ!
声がうわずって詰まってしまう。
もう一度、
「僕もかおちゃんの事前から好きやった。」
言えた!
言えたけど、今度はうわずらない様にと、聞き取れない様なか細い声になってしまう。
隆司の顔は恥ずかしさと不甲斐なさで耳まで真っ赤に染まる。
そんな隆司に薫は、
「ほんとに!ありがとう。」
「隆ちゃんでもな、うち…。引っ越すかもしれへん。」
と震えた声で言って、おさえきれなくなった感情があふれだした。
隆司は今まで見たことのない薫にどう接していいのかわからず、
「大丈夫やで、かおちゃんのとこいっぱい遊びに行くし。」
と脳天気な言葉をかけてしまう。
薫がどこかに行ってしまう理由は、そんな簡単な事ではなかった。
もっと大人の事情がからんだ、子供には理解しがたいものだった。
それを知る由もない隆司は、ちょっと隣町まで自転車で会いに行くような感覚でいた。
もちろん、当事者の薫はその事情を全て知っていた。
今まさに、下の階で母親達が話している事がその事情とやらだ。
つづく
*この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
www.scene-no-mottainai-blog.com
www.scene-no-mottainai-blog.com